グループ討議 発表


2017年12月27日(水) 日本部活動学会設立記念 第3回部活動のあり方を考え語り合う研究集会in愛知

グループ討議

 

 この集会は「部活動の未来を考える」というテーマで開催しました。3人の特別報告の後、設立発起人がそれぞれ部活動の改革案を発表しました。グループ討議はそれを受けて,今後の部活動のあり方,改革案について議論し、最後に具体的な提案・改革案を二つまで記してもらいました。以下でその内容を紹介します。



1G

①大学生の指導者の活用

②進路と部活動の関連性

③学校間をまたがる活動

④指導者のトレーニング

 

2G

①向き合おう

 勤務時間・顧問の裁量・顧問は指導者か

②当たり前を見直そう

 全員加入制・学校単位の大会参加

 


7G

指導者の質・担保

8G

野球をやりたくて教師になった

→妻から「おかしい」 残業が200時間

→練習時間の見直し

若いうちから学ぶ 


14G

①子ども中心に考える(やりたい子、やりたくない子)

②過重負担を減らす(0か100ではなく)

15G

①外部指導者の人材バンクの拡大

②新採3年目までは顧問をしない


21G

①クラブのいろいろな問題があげられた。今、考えるチャンス、きっかけ

②「部活動は本務なのか」も議論になりました。

22G

①一律からの脱却!

②個々の良さを楽しんで伸ばす!

③強制は絶対にしない!


25G

①部活動必修を無くす

②大会に子どもたちも主体的に参加する

3G

①部活動の主顧問を経験された方から率直な意見が聴けたこと

②部活も人生も、大人も子どもも「選択」できることの大切さ!

③スポーツの原点「楽しむ」ことを中心とした部活動へ!

④「部活動改革に多様性を」の言葉に溜飲が下がりました。

⑤部活動にはメリットもデメリットもありそれをどう解きほぐしていくかが問題・・・

4G

①部活を学校教育から切り離す

②部活のルールを守らせる《時間の上限!》 


9G

①弾力性

②共通認識の浸透

10G

教員の長時間労働  手当の安さ

部活動の教育的意義←→体罰

大学の教職課程

(学会の発展的解消)


16G

部活動神話の解明


17G

やっぱり先生の週40時間を守ること

18G

①部活の主体は生徒である。→その活動形態は様々

②悪い方向にだけは行かないように指導


23G

☆量より質 

外部指導員 →責任はどこ? 財源は?

5G

①安心・安全

②分散・分担

 二つのAと二つのBで!!

6G

①教員数を増やす

(国・自治体に強く働きかけていく)

②長時間労働=美徳の意識の改革


11G

教壇に立つ教師は魅力的→労働時間を減らしてくれたらなるのに・・!

学校内では少数派。ここへ来たら多数派。だから,部活動学会に来ました。


12G

部活はすべての子どもたちの楽しみに(勝利至上主義でなく)

①大学入試改革

②地域での参加と学校の協同

③一人一人の子どもの意欲を大切に

13G

①求められる教師像とは?

②求められる部活動像とは?


19G

①法令または行政指導により,休養日を確保

②部活動であるからには生徒は選択制(教育課程内でも)

20G

①教師の「犠牲」をなくす!!

②部活の「良さ」を再検討する!!


24G

管理職・・体育出身多数。(でも)朝練なくしたい

保護者・・朝練なくせ!

 

(現実)

部活が学童保育―教師不信・学校の荒れ→一時しのぎ的

 ほぼ毎日

 顧問「勝ちたい」

 他の学校と試合を組むから動けない  ←→ 学校は仲良くしよう

 部活で押さえてきた

 隠れルール違反

 

週16時間超えると事故増

 

勝つ部活

↓楽しむ部活 にしたいが・・  →例:東京 試合と楽しむ系に分ける

   ↓

 短くなる,超過勤務しない,大会減らす(20年前より増)特に夏休み

 1年生の大会、市選抜・県選抜